色々な経緯で一緒に仕事をさせていただいているクライアントがおりまして、必要なタイミングだったり定期的にミーティングを行ったりしています。
その中にはリアルに一度もお会いしたことが無いまま数カ月お仕事をしているクラインとも何社かあります。
クライアントだけというわけではなく、ビジネスパートナーもリアルで会ったことがない方もいらっしゃいます。
コロナの影響でそうなったのかと過去を振り返ってみましたが、そうでもないことを再認識しました。
webからの問い合わせフォームから「簡易的なwebシステムを作れないか?」と問い合わせがあり、電話してみると西日本にある一部上場企業のとある部署の方。電話でヒアリングをして提案書と見積もりをメールで送り電話で説明。後日、稟議が通ったということで開発。納品はwebサーバにアップするので訪問の必要もない。
というのが10年以上前の話で、このような案件は多くはありませんがいくつかありました。
まだテレワークなどの言葉が浸透するずっと前にもかかわらず、顔合わせも名刺交換もせずに、よく発注していただいたと思います。
さて、コロナ過になるとzoomなどのweb会議に慣れてきている方が多いため、web会議での打ち合わせは当たり前。電話とメールで取引を初始めて、追加の仕事でようやくweb会議で顔合わせをするなんてこともあります。お互いに用件が明確ならとても効率が良くなります。
しかし、現場がある仕事や複雑な様々なドキュメントや資料を広げて、それぞれの資料を見ながら打ち合わせする方が効率が良い場合もあります。雑談から生まれる企画やブレストは複数の方が同時に対話をしながら会話を進めるような場合は対面の方が本来の目的を達成しやすくなります。
効率が良いから何でもオンラインで済ますというわけではなく、目的に合わせて対面にするかオンライン会議にするか選択することは大切です。